あなたがたは言葉をもって主を煩わした。しかしあなたがたは言う、「われわれはどんなふうに、彼を煩わしたか」。それはあなたがたが「すべて悪を行う者は主の目に良く見え、かつ彼に喜ばれる」と言い、また「さばきを行う神はどこにあるか」と言うからである。
あなたは金を出して、 わたしのために菖蒲を買わず、 犠牲の脂肪を供えて、わたしを飽かせず、 かえって、あなたの罪の重荷をわたしに負わせ、 あなたの不義をもって、わたしを煩わせた。
その時、わたしはともしびをもって、 エルサレムを尋ねる。 そして滓の上に凝り固まり、 その心の中で 『主は良いことも、悪いこともしない』と 言う人々をわたしは罰する。
悪しきわざに対する判決がすみやかに行われないために、人の子らの心はもっぱら悪を行うことに傾いている。
見よ、わたしは麦束をいっぱい積んだ車が 物を圧するように、 あなたがたをその所で圧する。
またあなたはその若き日の事を覚えず、すべてこれらの事をもって、わたしを怒らせたから、見よ、わたしもあなたの行うところをあなたのこうべに報いると、主なる神は言われる。 あなたはもろもろの憎むべき事に加えて、このみだらな事をおこなったではないか。
時に彼はわたしに言われた、「人の子よ、イスラエルの家の長老たちが暗い所で行う事、すなわちおのおのその偶像の室で行う事を見るか。彼らは言う、『主はわれわれを見られない。主はこの地を捨てられた』と」。
主は言われる、あなたはわたしを捨てた。 そしてますます退いて行く。 それゆえ、わたしは手を伸べてあなたを滅ぼした。 わたしはあわれむことには飽きた。
それゆえ、主は待っていて、 あなたがたに恵を施される。 それゆえ、主は立ちあがって、 あなたがたをあわれまれる。 主は公平の神でいらせられる。 すべて主を待ち望む者はさいわいである。
そこでイザヤは言った、「ダビデの家よ、聞け。あなたがたは人を煩わすことを小さい事とし、またわが神をも煩わそうとするのか。
あなたがたの新月と定めの祭とは、 わが魂の憎むもの、 それはわたしの重荷となり、 わたしは、それを負うのに疲れた。
しかしあなたは悪人のうくべき さばきをおのれに満たし、 さばきと公義はあなたを捕えている。
公義を憎む者は世を治めることができようか。 正しく力ある者を、あなたは非難するであろうか。
あなたがたは重ねて高慢に語ってはならない、 たかぶりの言葉を口にすることをやめよ。 主はすべてを知る神であって、 もろもろのおこないは主によって量られる。
人は神の物を盗むことをするだろうか。しかしあなたがたは、わたしの物を盗んでいる。あなたがたはまた『どうしてわれわれは、あなたの物を盗んでいるのか』と言う。十分の一と、ささげ物をもってである。
「なぜ神は受けられないのか」と尋ねる。これは主があなたと、あなたの若い時の妻との間の、契約の証人だったからである。彼女は、あなたの連れ合い、契約によるあなたの妻であるのに、あなたは彼女を裏切った。
主はわたしに言われた、「イスラエルとユダの家の罪は非常に大きい。国は血で満ち、町は不義で満ちている。彼らは言う、『主はこの地を捨てられた。主は顧みられない』。
どうかヨブが終りまで試みられるように、 彼は悪人のように答えるからである。
主は岩であって、そのみわざは全く、 その道はみな正しい。 主は真実なる神であって、偽りなく、 義であって、正である。
世は悪人の手に渡されてある。 彼はその裁判人の顔をおおわれる。 もし彼でなければ、これはだれのしわざか。
わざわいなるかな、 おのが計りごとを主に深く隠す者。 彼らは暗い中でわざを行い、 「だれがわれわれを見るか、 だれがわれわれのことを知るか」と言う。
ところがヤコブよ、あなたはわたしを呼ばなかった。 イスラエルよ、あなたはわたしをうとんじた。
彼らはわたしに言います、 「主の言葉はどこにあるのか。 今、それを出して見せよ」と。
主はあなたがたの悪しきわざのため、あなたがたの憎むべき行いのために、もはや忍ぶことができなくなられた。それゆえ、あなたがたの地は今日のごとく荒れ地となり、驚きとなり、のろいとなり、住む人のない地となった。
しかしあなたがたは、『主のおこないは正しくない』と言う。イスラエルの家よ、聞け。わたしのおこないは正しくないのか。正しくないのは、あなたがたのおこないではないか。
主よ、わたしがあなたと論じ争う時、 あなたは常に正しい。 しかしなお、わたしはあなたの前に、 さばきのことを論じてみたい。 悪人の道がさかえ、 不信実な者がみな繁栄するのはなにゆえですか。